ラボ通信(ブログ)

2022/04/28 14:09

2022年4月17日、日本グラフィック・メディスン(GM)協会2022年第2回定期勉強会が開催されました。
今回は、乳がん患者が描いたアメリカの医療マンガ作品2作品の紹介と株式会社メディックメディアの『病気がみえる』編集長による膨大な医療情報をビジュアル化していくテクニックを学びました。
患者の立場を知る上で、医療マンガ作品は非常に有効なツールです。

後半は、前半で学んだ内容を基に、参加者同士で対話を行う哲学カフェ体験という二部構成での勉強会となりました。
ひとつの結論を導き出す議論ではなく、さまざまな意見を出し合う対話は、まさに患者志向に応用ができるものです。
当日の哲学カフェでは、東北大学医学部倫理審査委員会(IRB)メンバー、愛知県がんセンター 精神腫瘍科部長、岡山大学医学部総合診療医学講座講師などのメンバーが倫理哲学カフェの体験を行いました。
通常、中々きけないレベルでの臨床上の本音が飛び交う勉強会となりました。
ぜひ製薬企業の皆さんにもご参加いただきたい内容でした。
詳しくは、日本グラフィック・メディスン協会のHPで、勉強会のレポートが発表されています。
是非ご一読ください。
第2回グラフィック・メディスン定期勉強会レポートはこちら。

次回の勉強会は2022年5月29日(日)、疾患テーマは『高齢化(介護と「終活」)』の予定です。
「認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」や「親のパンツに名前を書くとき」等を描かれたマンガ家の北川なつさんをゲストにお迎えして、GMをマンガ創作の視点から読み解きます。
介護現場の当事者視点も交えた企画にできればと別ゲストも交渉中です。
是非ご参加ください。
詳細は改めてご案内します。

最新教材、大学病院担当MRの役割です。ぜひご覧ください。


ラボ通信(ブログ)トップへ
Copyright © 倫理教材Lab.(ラボ). All Rights Reserved.