ラボ通信(ブログ)

2022/04/01 16:06

第2回グラフィック・メディスン定期勉強会のご案内です。
あの医学書のベストセラー『病気がみえる』シリーズ(メディックメディア)を担当する矢内良太(やない・りょうた)編集長と哲学者・倫理学者で福山平成大学附属図書館長の上村崇(うえむら・たかし)教授をゲストに迎え、乳がんをテーマにした対照的な2つのグラフィック・メディスン作品を中心に、マンガ作品のわかりやすい「情報」の見える化と、ビジュアル・ナラティブによって語られるさまざまな「情動」の表現を体験します。
プチ倫理哲学カフェ体験もありますよ!!

第2回開催日:4月17日(日)14:00~16:00
キーワード:がん 乳がん 情報と情動 哲学カフェ
参加料:1,000円(GM正会員無料)

第2回勉強会では、『がん』を取り扱うGM作品を「情報」と「情動」という2つの視点に注目しながら紹介します。その後、「情報」と「情動」について、ゲストのお話をうかがいながら考えていきます。
例えば、インフォグラフィックやピクトグラム、グラフィックレコーディング等、「情報」をビジュアル化(見える化)するコンテンツは、全ての人に同一の情報が届くように(受け手の解釈による差がでないように)指向していきます。
一方、GM作品で描かれる「情動」、例えば闘病の苦しみ等は、本来明確な言語化を拒むものです。なかなか言葉にできないものに作者が向きあい描くことで物語った作品は、それぞれの読み手が持つ物語に作用しさまざまな影響を与えていきます。

「情報」に関するゲストスピーカーは、株式会社メディックメディアで『病気がみえる』シリーズを担当する矢内 良太編集長です。最新刊の『がんがみえる』を例に、今やチーム医療を担う医療人共通のテキストとなった『病気がみえる』シリーズの「情報」を取り扱う上での制作の工夫等についてお話を伺います。
そして、「情動」に関するゲストスピーカーは、福山平成大学福祉健康学部教授の上村崇さんです。倫理学者であり哲学者でもある上村教授が2018年より主催されている『図書館de哲学カフェ』の取組みについてご紹介いただきながら、当日紹介する『がん』のGM作品と「情報と情動」をテーマにしたプチ倫理哲学カフェ体験を企画しています。

〇第2回定期勉強会参加申込ページ

https://20571969.hs-sites.com/gm202204
事前予約制です。予約なしでの参加はできません。
会場のURLは参加者にのみ、前日までにお知らせします。
上記ページのフォームよりお申し込みください。

〇2022年GM定期勉強会年間予定スケジュール

https://hubs.ly/Q0177d_q0
年10回のテーマと開催予定日をまとめたファイルです。
情報は変更になる可能性があります。
第3回のテーマは「高齢化(介護と終活)」、第4回のテーマは「ダウン症」の予定です。

皆さんのご参加をお待ちしております。

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